ANA SFC 修行の独り旅 第1日目

とうとう、修行苦行の旅が始まる。

自宅から、在来線→新幹線→博多駅→福岡空港→那覇空港→ホテル

福岡で買物や所要をすませ、昼には福岡空港へ到着。
昼ご飯は、空港内のラーメン・・・凄いウーマンパワーを見た。 とてもスリムな美人の三十歳位のうら若き乙女。
彼女の口からついて出た言葉は、「餃子と生ビール大」・・・「それに、激辛担々麺の大盛り」・・・・信じられない。今は昼飯時。
餃子をバクつきながら生ビール大ジョッキーを煽る姿は、ダイナミックで有った。そして、三分後にはたいらげていた。
次に、大盛りの激辛担々麺が来るなり、いきなりおろしニンニクを大盛りのトンブリに、スプーンで山盛り注ぎ込んで寝かした。
その間も、生ビール大ジョッキーを追加注文して煽り続け、遂には大盛りドンブリに食らいついた。
数分後に、支払いを済ませた彼女は顔色一つ変えずに、颯爽と風を切って・・・・私の前を通り過ぎていった。
・・・・・博多の女のパワーには絶句で有る。・・・・素晴らしい。

さて、その後は、カードラウンジでビール一杯で二時間。・・・良い冷ましに国際線ターミナルに移動し、屋上で冷たい風にあたり、
厳寒の行に修行の身をおいた。・・・・・国内線の屋上展望に行って、其所でも綿シャツ一枚で厳寒の業に励んだ。

チェックインロビーの前では、黒装束の屈強な男集団三十人が屯している。顎髭を蓄えているが、礼儀正しい。
恐る恐る訪ねてみたら、実業団ラガーマンの一団で有った。・・・・・私は、NewZealandの黒いフリースを着ていたので、
彼らに見せつけてやった。・・・・・和製、オールブラックの気分で有った。

その後は、手荷物検査を終えて、修行の個室に行くと、澄み切った浄い水が有ったので、一杯ほど煽ると、味付きの聖水で酔っ払ってしまた。
・・・ついでに、琥珀色の魔法の水にも手を伸ばしてしまた。

ついに、一時間半の座禅の業の場所に移動。・・・・暫くすると、精進料理が出たので、泡の出る酸っぱい飲み物・・俗に言う。
スパークリングワインと言うものを一本ご相伴にあずかった。・・・・昼からは、煩悩の美酒からは解脱が出来ていない。
この座禅の業の場には、うら若き女性のサービスは良く行き届いていた。

空港に到着して荷物を・・ターンテーブルへと行くと、電話があり・・・・・仕事の話が・・・・・。
良い話の仕事だったので、いっぺんに美酒の煩悩からは解脱してしまた。